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🐱 < 本日のお悩み:「Affinityの最新版の「Affinity V3」は実務でどこまで進化しているのですか?」

リクエストいただきました〜

Affinityの進化の速度は目を見張るほどよね。
今回は無償化までの流れから、機能性の変化まで解説するわよ。
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本日のお悩み:デザインツールの移行は現実的?最新の「Affinity V3」は実務でどこまで進化しているの?
デザイナーにとって長年の固定費のネックだった
「Adobe CCの固定費」問題。
その有力な移行先候補であるAffinityシリーズが、最新バージョンであるV2からV3への進化、そしてCanvaとの統合を経て、ついに現実的な選択肢と変化しました。
「買い切り版はまだ続いているの?」
「V3でAI機能はどうなった?」
といった、今もっとも知りたい情報を徹底解説します。
1. Affinity V3への進化:Canva買収がもたらした恩恵
2024年のCanvaによるAffinityの買収発表から数年、現在は「買い切りモデルの継続」と「プロ機能の劇的進化」という、最高の形へと進化しました。
❶ Affinity AIの搭載
従来の「手作業重視」の思想を守りつつ、AIによる画像拡張や不要物除去、ラフ画からのベクター自動生成など、実務を爆速にするAI機能が実装されました。
❷ Canvaとのシームレスな同期
Canvaで作成したプレゼン資料やバナーをAffinity Designer V3で直接開き、微調整を施して戻すというワークフローが可能になりました。
❸ 待望の日本語組み版の改善
V2まで弱点とされていた日本語の縦書きや禁則処理が大幅に強化され、エディトリアルデザイン(書籍制作)の現場でも現実的な選択肢となりました。
2. Adobe製品との「上位互換」比較表:V3対応版
最新のV3スペックにおいて、Adobe製品を凌駕するポイントを整理しました。
| Affinity V3製品 | 対象Adobeソフト | V3で進化した 「上位互換」ポイント |
|---|---|---|
| Designer V3 | Illustrator | 100万倍ズームの軽快さはそのままに、AIによるベクターパスの自動最適化が実装。Illustratorよりもパスが美しく整理されます。 |
| Photo V3 | Photoshop | 「ライブプロジェクション」機能が進化。360度画像や3Dテクスチャのレタッチにおいて、Photoshopより直感的な操作が可能です。 |
| Publisher V3 | InDesign | StudioLinkがCanvaアセットにも対応。クラウド上の素材をPublisher内で直接加工できる、世界で唯一のDTP環境です。 |
3. 【実践】Adobeユーザーのための「V3版」乗り換え
Adobe風ショートカットの「一括適用」
V3ではUIのカスタマイズ性がさらに向上し、Adobeからの移行ストレスが最小限に抑えられています。プリセットの中に「Adobe互換モード」がより詳細に用意されています。
キーボード設定: 設定メニューから[Adobe準拠]を選択するだけで、[V]選択、[A]ノード選択、[P]ペン、[B]ブラシといった慣れ親しんだ操作が即座に再現されます。
レイヤー操作の統一: ⌘/Ctrl + J(複製)や ⌘/Ctrl + G(グループ化)など、共通のショートカットをベースにしつつ、V3独自の「クイックレイヤー選択」で作業スピードはAdobe以上になります。
4. 評判とシェア:2026年現在の立ち位置
Affinityのビジネス戦略とは?

サブスク・ロックイン
Adobe CCの価格上昇により、2025年以降の価格改定で月額9,000円(年間10万円超)を超える事態となっています。Canvaは、この「サブスク・ロックイン(解約できない束縛)」に別の選択肢を提案することで、一気にシェアを奪う戦略に出ました。

Canva Pro/チームの契約
Canvaのビジネス戦略は、デザイナーをCanvaのエコシステムへの引き込む一方で、収益源は多人数での「チームコラボレーション」、「高度なAI機能」、「膨大な素材ライブラリ」を求めるユーザーのCanva Pro(個人向け)、Canvaチーム(小規模な会社やプロジェクトチーム向け)の長期契約にあります。また、デジタル時代の価値観の変化も大いにありそうです。

Craft and Scale
Canvaの共同創業者キャメロン・アダムス氏は、これを “Craft and Scale” と呼んでいます。
⚫︎Affinity(=Craft):ピクセル単位でこだわり抜くプロの「職人技」を担う
⚫︎Canva(=Scale):デザインをチームで共有し、コンテンツを量産する
この二軸のアプローチにより、プロからノンデザイナーまでを一つのプラットフォームに囲い込む形です。

クラウド契約
生成AIには膨大な計算リソースが必要なため、企業にもユーザーにもコストがかかります。Canvaは「基本的な編集ツール」を無料化することで他社を圧倒しつつ、「AIを使いたければCanvaのクラウドを契約してね」という、AI時代のマネタイズへシフトしました。
5. 新しくなったAffinityのメリットとデメリット
どんなユーザーに人気?
✅ ハイブリッド・クリエイター
Canvaで効率化しつつ、仕上げはAffinityでという効率重視のプロ層
✅ DTP・出版関係
日本語対応の強化により、小規模な同人誌制作から商業誌の補助まで幅広く浸透
✅ CG・ゲーム業界
動作の軽さから、3Dテクスチャ作成用のサブツールとしてMayaやBlenderユーザーに愛用されています
一方で、こんなところが変わりました
☑️ アカウントの必須化
Affinity V3の使用にはCanvaアカウントでのログインが必須
☑️ AI機能の課金
背景の自動生成や、高度なライニング、AIベクター化などの最新機能は、基本的にCanva Proなどの有料プラン加入者向け。
☑️ データのクラウド化
完全オフラインで使えた頃に比べ、Canvaとのクラウド連携が強まったことによるセキュリティ上の管理が必要。
結論:今こそAdobeから「卒業」するべきなのか?
取引先とのデータのやりとり、社内での共同作業の有無など「100%の互換性」を求めてAdobeを維持するユーザーはまだまだ多いのが現状です。
一方で、自分一人、あるいはCanva連携で完結する仕事なら、V3は間違いなくAdobeの最良の代替であり、時にはそれ以上の武器になります。
V3の登場により、Affinityシリーズは軽くて多機能な無料ソフトへと昇華されました。V3の圧倒的なパフォーマンスを体験してみてください。
以上、お読みいただきありがとうございました!

