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カセットテープが再び流行中?レトロで新しい音楽の楽しみ方

え、カセットテープってまだ売ってるの?

それが売ってるお店があるのよね。ワクワクじゃん。
カセットテープって売ってるの?ファンでなければそう思うかもしれませんね。いま、ファンの間で「アナログな音楽メディア」が静かなブームを迎えています。
レコードの人気再燃に続き、カセットテープにも注目が集まっているのですね〜👀
今回は、なぜ一度は消えたカセットテープが再び愛されているのか。
その背景や魅力、CDやデジタル音源との違い、そして「いま買うならどんなデッキがいいか」まで、これから知りたい方でもわかるように丁寧に紹介します。
カセットテープとは?一度は消えたアナログメディアの象徴

カセットテープは、1960年代にオランダのフィリップス社が開発した磁気テープ式の音楽メディアです。小型で持ち運びやすく、録音も簡単だったため、1970〜90年代にかけて世界中で普及しました。「ウォークマン」や「ラジカセ」とともに、音楽を“持ち歩く”文化の象徴となりました。
しかし2000年代に入り、CDやMP3の登場によって需要は急減。
2010年前後には多くの国内メーカーが生産を終了し、一時は“過去の遺物”とまで言われていました。
なぜ今またカセットテープが人気なのか?
これ調べてみたのですが、「個人の趣味レベルだったものからお店を開いた人」の存在も大きかったように思うんですよね。
カセットテープには、少しこもったような音の魅力があります。ノイズや巻き戻しすら味として楽しめてしまう、その不完全さ。また、パッケージのデザインや、再生時に回るスプール(リール)の見た目も人気。
音だけでなく“サウンド体験としての音”を求める流れが、カセット再評価の背景にあります。
海外アーティストやインディーズバンドの間でも、限定盤やグッズ感覚でのリリースが増加。
国内でも若い世代がカセットを収集し、SNSで「#cassettetape」や「#アナログ音楽」のタグをつけて投稿するなど、ニッチなカルチャーになっています。
CD・デジタル音源との違い
▲「Musique69」さんのウェブサイト、調べたらカセットめっちゃ売ってた。
カセットテープの音質は、CDやデジタル音源に比べると明らかに劣ります。
高音域が伸びず、ノイズも乗りやすい。それでも多くの人が惹かれるのは、そこに音楽の変遷の軌跡があるから。
CDはデジタル信号で録音されるため、ノイズレスでクリアな再生が可能。
一方、カセットテープは磁気を使ってアナログ信号を記録するため、音に丸みや自然な揺らぎが生まれます。これはデジタル写真とフィルム写真の違いに似ています。

質感を求める人にとって、カセットは悪くない選択肢てわけだ。
カセットテープが製造中止になった理由
1990年代、カセットはCDの普及によって急速に姿を消しました。
CDは録音・再生が劣化せず、曲のスキップも一瞬。カセットの「巻き戻し」や「A/B面切り替え」は、当時は時代遅れに見られたのです。
さらに2000年代になると、iPodやスマートフォンなどの登場で、音楽は完全にデータ化。
テープ素材を作る国内メーカーも減り、部品調達が難しくなっていきました。
こうして多くのメーカーがカセットデッキやテープの製造から撤退しました。
しかし近年、愛好家や若年層の需要増を受けて、マクセルやナガオカなどが再生産を開始。
完全な復活とはいかないものの、一定の需要に応える形で新たなカセット文化が芽生えています。

「最新なほどベター」という価値観はいつの時代も変わらないけど、カセットが好きな人たちがいなくなったわけじゃないものね。
今からカセットを始めるなら?おすすめの定番プレイヤー(据え置き&ポータブル)
最近はBluetooth対応など、アナログとデジタルを融合したプレイヤーも増えています👀
① TEAC W-1200
国産メーカー・ティアックの本格ダブルデッキ。左右で録音・再生を同時に行え、パソコンへのデジタル録音も可能。
② TASCAM 202MKVII(タスカム)
業務用オーディオで有名な「TASCAM(ティアックのプロ向けブランド)」が開発したハイエンドカセットデッキ。ライブ録音のバックアップやDJ用途にも使われるプロモデルで、カセットの最高峰を求める人におすすめです。
③ SONY CFD-S70 WC
CD・ラジオ・カセットの3イン1仕様で、音楽メディアを一台で網羅。AC電源と乾電池の両対応だから屋外やリビングでも手軽に使えます。オートストップ機能でテープの巻き過ぎも安心。
④ AUREX TY-CDX92
USB・SD録音機能を搭載したカセット&ラジカセ兼用モデルで、アナログ音源をデジタル保存できる。カセット再生だけでなく録音用途にも対応する多機能設計。AC/乾電池両対応で設置場所も柔軟。SONYと同様、国産ブランドの安心設計で初心者にもおすすめです。
⑤ Maxell MXCP-P100 / MXCP-P100S(マクセル)
海外レビューでも話題になった「マクセル」のポータブルカセットプレイヤー。スピーカー非搭載型(MXCP-P100)/スピーカー搭載型(MXCP-P100S)があり、用途に応じて選べます。Bluetooth対応やUSB充電式バッテリーを備えた最新仕様です。
⑥ Maxell UR-90
定番カセットテープブランド。現在も生産・販売されており、100本入りのパッケージも販売されています。デザインのレトロ感も人気です。
カセットプレイヤーを選ぶポイント
カセットプレイヤー選びでは、デザインや機能よりもまず「どんな聴き方をしたいか」でタイプを決めるのがおすすめです。
ポータブル派: 軽くてスピーカー内蔵、どこでも音楽を楽しみたい人に。
据え置き派: 外部スピーカー接続で高音質を求める人に。
録音派: USB出力やデジタル録音機能の有無をチェック。
最近はBluetooth搭載機も増えており、「アナログ×デジタル」の新しい音楽体験が楽しめます。
まとめ:音楽を「聴く」から「味わう」へ
カセットプレイヤーは、単なる懐古アイテムではなく、音の質感を楽しむためのツールとして再評価されています。
SONYのような定番モデルで始めるもよし、TEACやTASCAMのように音質を極めるもよし。
あなたの生活スタイルに合わせて、ぜひお気に入りの一台を選んでみてください。
もし今、あなたが音楽を“じっくり味わいたい”と思うなら、カセットはきっと素敵な入り口になるはずです!
以上、読んでいただきありがとうございました!

