【定番5選】今からレコードプレイヤーを買うには?

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🐱 < レコードにちょっと詳しくなれる豆知識まで教えちゃうよ。

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【定番5選】今からレコードプレイヤーを買うには?

デジタル配信全盛のいま、あえて「レコード」で音楽を楽しむ人は絶えません。現代人の喜びとは、アナログへの原点回帰なのではと思う昨今。

ねここ
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昔のもんてなぜかある日突然懐かしくなってしまうんだよな。

ねねこ
ねねこ

デジタルに慣れてると、忘れかけていたアナログ音源にむしろ興味が湧いてくるというか、上質なものを探し当てたくなるのよね。不思議なものだわ。

SNSでは音の厚みが違う」「ジャケットを飾るのが楽しいといった声が見られます。レコード未経験の世代にとっては“新しい体験”として再び注目されています。筆者もその一人。
今回は、これからレコードプレイヤーを買いたい人に向けて、初心者でもわかりやすく「選び方のポイント」と「定番モデル5選」をご紹介します。

なぜ今、レコードが人気なのか?

レコードの魅力は、アナログ特有の音、今ここで演奏されている感(そのまま)かなと思います。はい。とりわけ再生中の「プツッ」とした音ホワイトノイズ。臨場感がありますよね。

肝心の「音」ですが、参考動画はこちら。アナログ音源をデジタルで聴くという難しい心境になりながら楽みましょう。

CDやデジタル音源はデータとして圧縮・補正されるのに対し、レコードは針(スタイラス)が物理的に溝をなぞって音を再生します。
わずかなノイズや空気感まで含めて生きた音を感じられるのが特徴です。

また、1970〜90年代にかけて一度はCDに主役を奪われたレコードですが、2000年代後半から海外アーティストを中心に再評価の波が起こり、現在では国内メーカーも新製品を次々と発売しています。

レコードプレイヤーを選ぶ前に知っておきたい基本の構造

レコードプレイヤーは、実はただの「再生機」ではありません。音質に関わるいくつかのパーツがあり、それぞれに個性があります。

  • ターンテーブル:レコード盤を回転させる部分。ベルトで駆動する「ベルトドライブ方式」と、モーター直結の「ダイレクトドライブ方式」があります。前者は静かで味わい深い音、後者は安定した回転と高い耐久性が特徴です。
  • カートリッジ:音を拾う針の部分。カートリッジの性能で音の透明感や迫力が変わります。交換可能なモデルなら、後々カスタムも楽しめます。
  • フォノイコライザー:レコードからの信号をスピーカー用に整える回路。初心者向けは内蔵型を選ぶと接続が簡単です。
ねここ
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自分で組み立てる場合も考慮に入れておこう

【厳選5選】おすすめの定番レコードプレイヤー

ここからは、初心者にも扱いやすく、信頼性の高い定番モデルを5つ紹介します。いずれも国内メーカーまたは世界的に評価の高いブランドばかりです。

① Audio-Technica AT-LP60X(オーディオテクニカ)

日本を代表する音響メーカー「オーディオテクニカ」の入門機。自動再生・停止機能があり、ボタンひとつで操作できます。
内蔵フォノイコライザー付きなので、アンプやスピーカーに直接つなげるだけで音が出せます。
初めてレコードを聴く人にもおすすめの一台です。

ねねこ
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CDプレイヤーみたいに使えそうで便利よね。

② TEAC TN-3B-SE(ティアック)

「国産クラフトマンシップ」が光るティアックのモデル。ベルトドライブ式で、音の柔らかさと立体感が特徴です。
アナログ特有の温かさを残しつつ、USB出力でデジタル録音も可能。レコードの音をハイレゾで残したい人にも最適です。

ねここ
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本体に使われているチェリーがなんとも渋いぜ。

③ Denon DP-300F(デノン)

高級オーディオメーカー「デノン」の定番機。全自動タイプで、針を手で上げ下げする必要がありません。厚みのあるプラッター(円盤部)と剛性の高いボディにより、安定した再生が可能。「機械は詳しくないけど本格的な音が聴きたい」という人におすすめ。

ねねこ
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シルバーボディもいいし、ブラックもナウいよね。

④ Pioneer PLX-500(パイオニア)

DJ機材メーカーとして有名なパイオニアが手がけるモデル。ダイレクトドライブ方式で、針飛びが少なく安定感抜群です。USB出力も備えており、パソコンへ録音することも可能
見た目はスタジオ仕様ですが、家庭用としても人気が高いプレイヤーです。

ねここ
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カバーがないのがまたさりげなくていいんだよな。

⑤ Technics SL-1500C(テクニクス)

言わずと知れた名機。1970年代からプロに愛され続ける「SLシリーズ」の後継機で、まさに“定番の中の定番”。ダイレクトドライブ方式による正確な回転と、Ortofon製カートリッジ「2M Red」が標準装備。
高価ではありますが、一度聴けば「アナログの真価」を感じられる一台です。

ねねこ
ねねこ

お値段はなかなかだけど、「価格に見合った価値がある」とレビューでも好評みたいね。

【豆知識①違い】CDやデジタル音源とレコードの違い

CDやデジタル音源は、ノイズを除去して均一な音を届けるのが特徴です。
一方レコードは録音時の空気感や微細な揺らぎを「そのまま」再現します。

数字で表せない「味わい」がそこにあり、針の摩擦音や微かなノイズすら音楽の一部として楽しむ文化が育まれてきました。

つまり、デジタルが「正確でクリア」なら、アナログは「深くて生きている音」。どちらが上ではなく、感じ方の違いを楽しむのがレコードの醍醐味です☕️

【豆知識②歴史】レコードの製造が一時期途絶えた理由

1980年代後半、CDが登場すると、レコードの製造は急速に縮小しました。
当時は「ノイズのない完璧な音」が求められ、デジタル化が時代の象徴でもありました。
しかし近年、温かさ」「質感」「所有する喜びを求めて再び需要が拡大
2020年代には、アナログ盤の生産ラインを再稼働させる国内工場も増えています。

市場が縮小した現在でも、レコードの買取はいまだに盛んです。CD買取と違う点は、ダメージがあっても査定対象な店舗が多いこと。レコードの価値基準はCDとは異なるんですよね。

まとめ:音を“所有する”楽しさをもう一度

レコードプレイヤーを選ぶポイントは、
操作のしやすさ」+「音の個性」+「デザインの好み」。
便利さを求めるならデノンオーディオテクニカ、音質重視ならテクニクスティアック
“音楽を聴く”という行為にひと手間かける時間こそ、レコードの魅力です。

これからレコードを聴き始めるあなたにとって、最初の一枚がきっと特別な音になりますよ!

以上、読んでいただきありがとうございました!

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