【Podcastのアップロード】録音した音源をPodcastアプリで聴けるようにする方法
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「録音は終わったんだけど、これってどうやったらSpotifyとかで聴けるようになるの?」
🐾この記事でわかること
- 録音データがPodcastアプリで聴ける状態になるまでの仕組み
- 最短でリリースできるホスティングサービスの選び方と手順
- iPhoneでもAndroidでも聴いてもらうための考え方と、初心者がつまずきやすいポイント

収録も編集も終わったし、あとはPodcastアプリに出すだけなんだけど、Spotifyに直接ファイルをアップロードってできるっけ?

Spotifyのアップロードは直接やらずに、「ホスティングサービス(音声データを保管・配信してくれる専用サービス)」っていう専用サービスを挟む必要があるわ。今回はそのやり方を紹介していくわよ〜。

まず知っておくこと:音声ファイルは「ホスティングサービス」経由で配信される

Podcastの配信は、次の3ステップです。
- ホスティングサービス(音声データを保管・配信してくれる専用サービス)に音声ファイルをアップロードする
- アップロードすると、そのホスティングサービスが自動でRSSフィード(登録しておくだけで、更新のたびに全アプリへ自動配信してくれる仕組み)を作ってくれる
- そのRSSフィードのURLを、SpotifyやApple Podcastsなど「聴く側のアプリ」に登録すると、そのアプリが定期的にRSSフィードを確認しにきて、新しいエピソードを自動で反映してくれる
イメージとしては、
ホスティングサービスは「放送局(ラジオ局)」
SpotifyやApple Podcastsは「受信機(スマホ、ラジオ)」
です。一度設定してしまえば、以降は新しいエピソードをホスティングサービスにアップロードするだけで、登録済みの全アプリに自動配信されます。

これってiPhoneとAndroid、両方とも同じやり方なん?

そこなのよ。そもそもポッドキャストを聴くアプリ自体がOSで違っててね。だからアップロードも一筋縄ではいかないわけ。
iPhoneやMacには「Apple Podcasts」という純正アプリが最初から入っています。
ここで聴いてもらうには、RSSフィードをApple Podcast for Creatorsに登録して審査を受ける必要があります。
Google Podcastsはすでに終了している
以前Androidで標準的だった「Google Podcasts」は2024年6月にサービスを終了し、YouTube Musicへ機能が統合されました。現在Androidで使われているのは、Spotify・Pocket Casts・AntennaPod・Castboxなどのアプリです。
比較要約表:無料で始められるホスティングサービス3選
| サービス | 料金の目安 | 特徴 | 対応言語 |
|---|---|---|---|
| Spotify for Creators | 無料・容量無制限 | 画面が分かりやすく、収録から公開まで一通り完結する設計 | 日本語UIあり |
| LISTEN | 基本無料 | 日本発。AIによる自動文字起こしやコメント機能などコミュニティ性が高い | 日本語 |
| Buzzsprout | 無料プランは90日で音声が削除/本格運用は月額18ドル〜 | AIによる自動音質補正・文字起こしなど機能が充実 | 英語(UIは英語中心) |

ふむふむ。音声データを保管・配信してくれる専用サービスにも派生して色々なサービスが出てきてるな。
※料金・仕様は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
各サービスの詳細
① Spotify for Creators(旧Anchor)

無料で、しかもアップロード容量に上限がないのが最大の特徴です。アカウント作成から公開まで専門知識なしで一通り完結する設計になっていて、Spotifyへの配信は登録するだけで自動的に完了します。そこから発行されるRSSフィード(登録しておくだけで、更新のたびに全アプリへ自動配信してくれる仕組み)を使えば、Apple Podcastsなど他のアプリにも同じ音声データを配信できます。
こんな人にぴったり
とにかく最短で、迷わずに配信を始めたい人。
② LISTEN

出典:listen.style(使い方ガイド)
日本発のPodcastサービスで、新規配信・既存番組のRSS登録の両方に対応しているのが特徴です。AIによる自動文字起こしで、話した内容がそのままテキスト化されるほか、コメントやゲスト登録機能もあり、コミュニティ性を重視した作りになっています。
こんな人にぴったり
日本語でのサポートやコミュニティ機能を重視したい人。
③ Buzzsprout

海外で定評のあるホスティングサービスで、AIによる自動音質補正機能「Magic Mastering」や、文字起こし・SNS投稿文の下書きまで自動生成する「Cohost AI」など、収録後の作業を助けてくれる機能が充実しています(一部有料オプション)。

無料プランは使えるけど、音声が一定の日数で削除されるから、お試し用と考えておくといいわね。
こんな人にぴったり
将来的には本格運用したい人、AIによる音質補正や文字起こしを積極的に使いたい人。
この記事では、無料で容量無制限、手順もシンプルなSpotify for Creatorsを軸に、具体的な手順を紹介します。
【Spotify for Creators編】リリースまでの具体的な手順
creators.spotify.com にアクセスし、「Get started」または「はじめる」から登録します。Spotifyの通常アカウントがあればそのまま使え、なければその場で新規作成できます。
番組タイトル、説明文、配信言語、カテゴリを入力します。後から編集できるので、完璧を目指さなくて大丈夫です。
Apple Podcastsの公式仕様(出典:Artwork guide、Show Cover仕様)では、3000×3000ピクセルの正方形・JPGまたはPNG形式・透明部分(アルファチャンネル)を含まないことが必須条件です。この仕様に合わせておけば、Spotify側でもそのまま使えます。

背景透過はNGになるわけね。
推奨形式はMP3、ビットレートは128kbps程度(声中心の番組なら64〜128kbpsが目安)、ステレオ収録が一般的です。

iPhoneの「ボイスメモ」やAndroid標準の録音アプリで録ったファイル(M4A形式・モノラルが一般的)は、変換せずそのままアップロードして大丈夫そうだな。
タイトルと説明文を入力し、「今すぐ公開」または予約日時を選んで公開します。この時点でSpotify上では聴ける状態になります。
管理画面から自分の番組のRSSフィードURLを確認し、podcastsconnect.apple.com で新規番組として登録します。RSSフィードの所有権を確認するメールが届く場合があるので、案内に沿って確認しましょう(出典:Podcast RSS feed requirements)。審査には3日〜1週間ほど、承認後の検索反映にも最大24時間ほどかかることがあります。
Spotifyアプリは、登録した時点でAndroidでもそのまま聴けます。Pocket CastsやAntennaPodなどRSSフィードを直接検索できるアプリでは、番組名やRSSフィードURLで検索すれば見つけてもらえます。
ビギナーが迷いやすい・引っかかりやすいポイントQ&A

Q. アートワークをアップロードしたら「サイズが違う」ってエラーになったんだけど。

A. 正方形になっていない、または3000×3000ピクセルから外れているのが原因のことが多いわ。画像編集ソフトで一度3000×3000ピクセルの正方形に整えてから、JPGかPNGで書き出し直してみて。

Q. Apple Podcastsからの確認メールが届かないのだが。

A. 登録したメールアドレスの迷惑メールフォルダも見てみて。申請から少し時間が空くこともあるから、数時間〜1日ほど待ってから再確認するのがおすすめよ。

Q. Spotifyでは聴けるのに、Apple Podcastsではまだ検索できないんだけど。

A. 審査中か、審査は通ったけど検索インデックスへの反映待ちの可能性が高いわね。審査に数日、反映にさらに最大24時間ほどかかるのが一般的だから、公開予定日より数日前には申請を済ませておくと安心よ。

Q. 複数のPodcastアプリに、それぞれ個別で音声をアップロードし直す必要はあるのか?

A. その必要はないの。RSSフィードを一つ発行すれば、対応するすべてのアプリがそのフィードを見に来てくれるから、以降はホスティングサービスに一度アップロードするだけで済むわ。
【AI活用】配信を楽にしてくれる周辺ツール

配信作業そのものに加えて、収録後の下準備を助けてくれるAIツールも充実してきています。
Enhance Speechは、スマホのマイクで録った音声でも、環境ノイズや反響を自動で除去し、スタジオ収録のような音質に整えてくれる無料のAIツール。日本語音声にも対応しています。
Magic MasteringやCohost AIで、音量やノイズを自動補正する機能に加え、文字起こしやSNS投稿文の下書きまで自動生成してくれます(一部有料オプション)。
Googleドキュメント、Otter.ai、ElevenLabsの文字起こし機能、ChatGPTなど。収録した音声をテキスト化し、ショーノート(番組概要欄の文章)作成の手間を減らしてくれます。
Clips機能はエピソードの一部を短い縦型動画として自動で切り出せる機能で、SNSでの告知用クリップとして使えます。
すべて必須というわけではないので、最初は音声のアップロードと公開に慣れることを優先し、余裕が出てきたら少しずつ取り入れていくとよいでしょう。
まとめ:まずは1本、公開してみよう
録音データをPodcastアプリで聴けるようにするまでの流れは、
①ホスティングサービスに音声をアップロード
②自動生成されたRSSフィードを各アプリに登録
③審査・反映を待つ
の3ステップです。まずアップロードの仕方を試したい場合は、無料で容量無制限のSpotify for Creatorsから始め、発行されたRSSフィードをApple Podcast for Creatorsにも登録するのがおすすめです。
アートワークのサイズと音声形式さえ整えておけば、あとは案内に沿って進めるだけで、iPhoneでもAndroidでも聴いてもらえる番組が公開できます。ぜひこの記事の手順を片手に、最初の一本を配信してみてくださいね!

お読みいただきありがとうございました!

