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🐱 < 本日のお悩み:「配信用にアバターが欲しいです。どんなツールがありますか?」

アバターおれも欲しい。

もうアバターみたいなもんじゃない。
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本日のお悩み:配信用のアバター、どんなツールで作れるの?

アバターは、デジタル空間におけるあなたの分身です。 かつては専門知識が必須だった3D制作も、今やパーツを選ぶだけの簡易ツールから、AIでイラストを3D化する手法、そしてゼロから彫り出すプロの技まで、目的やスキルに応じて選ぶことができるようになりました。
今回は、VRChatでの活動や開発を視野に入れつつ、自分にぴったりの制作環境を見つけるための決定版ガイドをお届けします。

AIに手伝ってもらうと一から作らなくていいからなぁ。

そう。つまりどこまでこだわりたいかは選べるってわけ。今回は下にいくほど上級者向けよ。ついてきてね!
1. 【モデリング不要】選ぶだけで即戦力になる3つの定番ツール
「3Dのデータ構造はわからないけれど、自分だけのキャラが欲しい」という方に最適な、日本・海外のデファクトスタンダードです。
VRoid Studio:国内アバター文化の標準

VRoid Studioはピクシブ株式会社が提供するPC用無料アプリです。絵を描くような感覚で操作が可能で、モデリング知識がなくても量産型ではない個性を表現することができます。
✅ 特徴
人型アバターに特化した直感的なツールで、特に髪の毛を筆で描くようにモデリングできる機能が画期的です。ペンタブレットを使ったテクスチャの直接描き込みが可能で、イラストレーターが培った技術をそのまま3Dに反映できるのが強みです。
✅ 他ツールとの違い
ゼロからのモデリング知識がなくても、パラメーター操作だけで理想の体型や顔を作れる手軽さと、衣装や髪型を自作できる自由度を高いレベルで両立させています。日本の二次元アニメ調の表現において右に出るものはなく、汎用形式(VRM)の標準となっています。
✅ 用途
VTuber活動、VRM対応メタバースでの利用など
▼ おすすめの人

アニメ調のキャラになりきりたい君、絵を描くのが好きな君。
Ready Player Me:メタバースの共通パスポート

Ready Player Meは自撮り写真1枚から自分に似た3Dモデルを生成できる、グローバルシェアNo.1のツールです。
✅ 特徴
撮り写真一枚から、自分に似た特徴を持つアバターをAIが即座に生成してくれるグローバルなプラットフォームです。何百もの異なる衣装やアクセサリーが用意されており、それらを組み合わせるだけで多種多様なルックを短時間で作ることができます。
✅ 他ツールとの違い
最大の差別化ポイントはハブ(拠点)としての役割で、一度作成すればVRChatやHubs、その他数千の対応ゲームやアプリで共通のアバターとして利用可能です。日本的な可愛さよりも、海外でも親しまれる「多様性」「スタイリッシュな等身」に比重が置かれています。
✅ 用途
海外メタバース、マルチプラットフォームでの活動
▼ おすすめの人

自分の分身を即座に作りたいアナタ、海外のユーザーと交流したいそこのアナタ。
カスタムキャスト:スマホで完結する日本向け定番

カスタムキャストはスマホでパーツを選ぶだけで、アニメ・ゲームらしいハイクオリティな3Dアバターが完成します。
✅ 特徴
PCを一切使わずに、スマートフォンのタップ操作だけで高品質な美少女・美男子キャラクターを作成し、そのまま配信まで行えるアプリです。ポーズや表情のバリエーションが非常に豊富で、キャラクターを魅力的に見せるための演出機能が充実しています。
✅ 他ツールとの違い
他のツールが「素材作り」に重きを置くのに対し、これは「配信デバイス」としての側面が強く、ニコニコ生放送などのプラットフォームと密接に連携しています。3Dの専門知識を完全に排除し、ゲーム感覚のキャラメイクに特化している点がユニークです。
✅ 用途
スマホ1台でのVTuber配信、キャラ画像作成。
▼ おすすめの人

手軽に美少女になりたい人、PCを持っていない人にもおすすめ。
2. 【AIと2.5D】イラストから「立体」を錬成する新ツール3つ
「お気に入りのイラストはあるが、3D化する技術がない」という層に支持される、モデリングの敷居が下がる大変簡単な3Dモデリング作成ツールです。
Meshy / Luma AI:AIによる3Dアセット生成


Meshy、Luma AIはテキストや2D画像から、数分でテクスチャ付きの3Dモデル(OBJ/FBX)を生成します。
✅ 特徴
Meshy:最新の生成AI技術を用い、テキストによる指示(プロンプト)や一枚の画像から、わずか数分で3Dモデルとテクスチャを自動生成するサービスです。
Luma AI:スマホで実物を撮影して、それを超高精細な3Dデータにする、撮影した写真から空間を再構成することが可能なサービスです。基本的に撮影した見た目のままになります。
どちらも本来であれば数日かかるモデリング工程を驚異的なスピードでスキップし、大まかな形状と色を形にしてくれます。
✅ 他ツールとの違い
従来の作るプロセスを「選ぶ・生成する」に変えた点が決定的で、クリエイターの作業負荷を劇的に軽減します。現時点ではキャラクターそのものよりも、背景小物やクリーチャーなど、補助的な3Dアセットを量産するスピードにおいて他を圧倒しています。
✅ 用途
3D素材の高速生成、プロトタイプ制作
▼ おすすめの人

時間をかけずに3D素材を揃えたい全ての人へ。
Live2D Cubism:日本独自の「2.5D」文化

Live2D用ならば、平面のイラストをパーツ分けし、立体的に動かす手法がよいでしょう。Vtubingの主流は依然としてLive2Dであり、3Dとは異なる独自の魅力があります。
✅ 特徴
原画のイラストをパーツ分けし、それぞれの変形や動きを細かく設定することで、2Dの質感を保ったまま立体的に動かす技術です。3DCGではどうしても失われがちな「絵師の筆致」や「繊細なタッチ」を100%維持したまま、命を吹き込むことができます。
✅ 他ツールとの違い
3Dモデル(ポリゴン)を構築するのではなく、平面の「変形」で立体を表現するため、特定の角度(正面〜斜め)において圧倒的に美しいビジュアルを実現します。日本のアニメーション文化と最も親和性が高く、現在のVTuber業界におけるデファクトスタンダードとなっています。
✅ 用途
2D VTuberモデル制作、ゲームの立ち絵アニメーション
▼ おすすめの人

お気に入りのイラストをそのまま動かしたい、2Dの表現を極めたい諸君。
3. 【プロ志向】フルモデリングツール3つを用途で比較
「アバターを仕事にしたい」「世界に一つだけの造形を作りたい」なら、プロ用ソフトへの挑戦は避けて通れません。
Blender:世界最大のコミュニティを持つ自由なツール

Blenderはオープンソース(無料)でありながら、アバター制作に必要な全機能を備えています。
✅ 特徴
モデリング、リギング、アニメーション、レンダリングまで、3DCG制作に必要な全ての機能を網羅した、世界で最も有名なオープンソースの3DCGソフトです。完全無料で利用できるにもかかわらず、プロ用ソフトに匹敵する高度な機能が日々アップデートされています。
✅ 他ツールとの違い
最大の強みは「ユーザーコミュニティの巨大さ」にあり、アバター制作に関するチュートリアル動画や便利な拡張機能(アドオン)がネット上に無数に存在します。アバターの改変からフルスクラッチ(完全自作)まで、個人の創作活動における自由度は間違いなく世界一です。
✅ 用途
オリジナルアバター制作、アニメーション、VFX
▼ おすすめの人

1円もかけずにプロ級の技術を学びたい人、自由自在にキャラを作りたい人ね。
Autodesk Maya:ハイエンド業界の「絶対標準」

Autodesk Mayaはプロのゲーム会社やアニメプロダクションで使用される有償ソフトです。
✅ 特徴
世界中のプロの制作スタジオや映画業界で標準的に使用されている、最高峰の3DCGソフトウェアです。大規模なチーム開発に耐えうる設計がなされており、複雑なアニメーション設定やシミュレーションにおいて、極めて高い精度と安定性を誇ります。
✅ 他ツールとの違い
Mayaはいわばプロの現場での共通言語的存在のソフトです。非常に高価なサブスクリプション制ですが、業界標準のワークフローを学べるため、ここでの習熟はそのままプロとしてのキャリアに直結します。
✅ 用途
商業ゲーム開発、映画制作、プロのワークフロー学習
▼ おすすめの人

3DCG業界への就職を目指すおまえ、企業レベルの制作環境を求めるおまえ。応援してるぞ。
ZBrush:有機的な「造形」の頂点

ZBrushは、粘土をこねるような感覚でモデリング(スカルプト)する特化型ソフトです。 リアルな筋肉、布の細かいシワ、ファンタジーなクリーチャーなど、精密なディテールが必要なハイエンド・モデリングに欠かせません。
✅ 特徴
デジタル彫刻(スカルプト)に特化したソフトで、通常のモデリングソフトでは不可能な、数千万ポリゴンという超高精細なディテールを軽快に扱うことができる唯一無二のツールです。王道のワークフローは、 ZBrushで造形し、BlenderやMayaでリトポロジー(ポリゴンを整える作業)を行うパターンです。
✅ 他ツールとの違い
値や面(ポリゴン)の構成を気にする前に形を作ることに集中できるため、有機的な生物や筋肉、服のしわ、装飾品の細かな彫り込みにおいて圧倒的な表現力を持ちます。他のソフトで素体を作り、ZBrushで細部を仕上げるという分業作業においても必須の存在です。
✅ 用途
ハイエンドキャラクター造形、フィギュア原型制作
▼ おすすめの人

リアルな生物や緻密な造形を作りたい人、スカルプト職人。芸術寄りの作品を作りたい人。
4. 【実装と運用】作ったアバターを動かす3つのツール
3Dデータが完成しても、それだけでは「動くアバター」になりません。ここでは実装の要となるツールを挙げます。
Unity (VRChat Creator Companion):VRChatへの入口

Unityはアバターに表情(Expression Menu)や揺れもの(Physical Bones)を仕込み、VRChatへアップロードするための必須環境です。
✅ 特徴
本来はゲーム開発エンジンですが、VRChatなどのメタバースにアバターを導入するための最終組み立てツール・環境構築ツールとして機能します。揺れる髪やスカート(PhysBone)、表情を切り替えるメニュー、特殊なエフェクトなどの設定はすべてここで行います。
✅ 他アバター作成ツールとの違い
他のソフトが「形」を作るのに対し、Unityはアバターがその世界でどう機能するかを決定する場所です。VCC(Creator Companion)という専用ツールを使うことで、複雑な導入手順が整理され、初心者でもメタバースへのアップロードがスムーズに行えるよう工夫されています。
✅ 用途
アバターのアップロード、ギミックの実装、ワールド制作
▼ おすすめの人

VRChatなどの空間で自分を表現したいやつ、自分のアバターにヒラヒラとかキラキラの効果を仕掛けを作りたいやつ。
VSeeFace / Animaze:トラッキングの定番


VSeeFace、AnimazeはPCのカメラで自分の顔を読み込み、アバターに表情を同期させるアプリです。これを使うことで、Zoom会議やYouTube配信で「アバターを被って」活動することが可能になります。
✅ 特徴
PCのWebカメラやiPhoneのセンサーを使って、自分の顔の動きや表情をリアルタイムでアバターに反映させるトラッキングソフトです。まばたき、口の動き、首の傾きなどを滑らかに同期させ、配信中のキャラクターに生きた感情を宿らせます。
✅ 他ツールとの違い
複雑な設定なしですぐに受肉できる手軽さが特徴です。特にVSeeFaceはVRMアバターの表現力を引き出すことに特化しており、Animazeは高度なカスタマイズと多様なアバター形式への対応が強みという、用途に合わせた選択肢を提供しています。
✅ 用途
VTuber配信、オンライン会議でのアバター使用
▼ おすすめの人

手軽にアバターを動かして配信を始めたい人、表情豊かな表現をしたい人におすすめよん。
5. まとめ:アバター制作ロードマップ
今のクリエイティブ現場で人気が出ているのは、「ハイブリッド制作」です。
- 初心者: VRoid Studio でベースを作り、Blender で服だけを自作して組み合わせる。
- 中級者: Meshy で小物を生成し、Blender で最適化してオリジナリティを出す。
- プロ志向: ZBrush で唯一無二のキャラを彫り出し、Maya で完璧なリギングを施し、Unityでギミックを組み込む。
シェア率で見ると、個人クリエイターの9割近くがBlenderユーザーですが、プロフェッショナルな開発現場や映画品質のプロジェクトでは依然としてMayaが根強いシェアを維持しています。自分の目標が趣味の追求なのか、ガチめのキャリア形成なのかかによって、投資するソフトを選ぶのが賢明です。
まずはお試しで、無料のBlenderやVRoid Studio をインストールし、自分の分身を形にする第一歩を踏み出してみませんか?
以上、お読みいただきありがとうございました!

