LoupedeckとStream Deckを徹底比較|開発背景・インターフェース・使い方まで違いを深掘り

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「LoupedeckとStream Deck、名前は聞くけど何がどう違うの?クリエイター向け?配信者向け?」
🐾この記事でわかること
- 「左手デバイス」とは何か、なぜ最近注目されているか
- LoupedeckとStream Deckの根本的な違い(設計思想・想定ユーザー)
- 具体的な機能・インターフェース・対応アプリの差
- シーン別・職種別どっちを選べばいいか

どっちも左手デバイスって呼ばれてるけど、正直別物だよな。
Loupedeck|写真家のための「物理コンソール」として始まった

そうなの。見た目は似てるのに、作られた目的がぜんぜん違うのよね。だから誤って買うと「思ってたのと違う」が起きやすいっていう。
そもそも「左手デバイス」とは?


左手デバイスとは、キーボードのショートカットや特定の操作を物理ボタン・タッチパネル・ダイヤルに割り当てた専用デバイスのこと。多くは机の左側に置いて、左手で操作することからこの名前がついています。
ボタンを1つ押すだけで、本来なら「Cmd+Shift+E」みたいな複雑なショートカットを呼び出したり、Photoshopのレイヤー切り替えやOBSのシーン変更を瞬時に実行できます。
左手デバイスはざっくり2つの方向性に分かれていて、それが今回のLoupedeckとStream Deckの違いに直結しています。
精度を制御する系
ダイヤルやスライダーを多く備え、写真・動画・音声のパラメータを細かく調整するのが得意 → Loupedeck
操作をショートカットする系
液晶ボタンを多く備え、複雑な操作をワンタップに集約するのが得意 → Stream Deck
結論|編集精度を上げたいなら「Loupedeck」、配信操作をまとめたいなら「Stream Deck」
結論、
LightroomやPremiere Proで写真・動画を編集するクリエイターにはLoupedeck
OBS StudioやStreamlabsでライブ配信をするYouTuberや配信者にはStream Deck
がおすすめです。
どちらも「よく使う操作をボタン一発で呼び出す」点は同じ。この2つのデバイスの見た目は似ていても、用途により使い勝手が異なるため、違いと選び方も見ていきましょう。
比較要約表|定番3モデルの仕様
| 項目 | Loupedeck Live S | Stream Deck MK.2 | Stream Deck + |
|---|---|---|---|
| メーカー | Loupedeck (Logitech傘下) | Elgato (Corsair傘下) | Elgato (Corsair傘下) |
| 主な用途 | 写真・動画・音声編集 | ライブ配信・ゲーム実況 | 配信+編集の両刀 |
| ボタン | タッチ15+物理8+ダイヤル2 | 物理LCD15個 | 物理LCD8+ダイヤル4+タッチストリップ |
| ダイヤル | あり(2個) | なし | あり(4個) |
| 価格帯 | 約30,000〜38,000円 | 約16,000〜17,000円 | 約24,000〜25,000円 |
| ソフトウェア | やや高め(覚えれば強い) | シンプル | シンプル |
| 主な対応ソフト | Lightroom / Premiere / AE / FCP | OBS / Streamlabs / 各種 | OBS / Streamlabs / 編集系プラグイン |
| プラグイン数 | 100+ ネイティブ統合 | 1,200+(コミュニティ含む) | 1,200+ |
それぞれが生まれた背景|なぜこのデバイスが必要だったのか
Loupedeckとは?写真家のための「物理コンソール」として始まった



Loupedeckは2017年にフィンランドで誕生。Adobe Lightroomを使う写真家のためのコンソールとして開発されました。Lightroomの「露光量」「ハイライト」「シャドウ」など連続的なパラメータをマウスのスライダーで動かす作業は、わずかな数値調整に時間がかかります。Loupedeckはこれを物理ダイヤルでグリッと回すように作られました。
現在はクリエイター向け編集コンソールとして確立。2022年にはLogitechの傘下入りし、製品ラインアップが整理されています。

具体例でいうと、
Lightroom、Premiere Pro、After Effects、Final Cut Pro、Audition、Photoshop など編集系プロソフトに公式対応してるわ。立ち上げているソフトに応じてボタン配置が自動切り替わるの。100以上のアプリに対応しているんだけど、ジャンルは編集寄りに集中してる感じね。
Stream Deckとは。配信者のための「物理ボタンランチャー」

Stream Deckは2017年にElgatoが発売。OBSなど配信ソフトのシーン切り替えを物理ボタン一発で行うために生まれました。各キーが小さなLCD液晶になっており、アイコンや文字を自由に表示できる点が革命的でした。
当初はゲーム配信者向けのニッチ製品でしたが、マクロランチャーとして万能であることが知られ、在宅ワーカーやクリエイターを中心に広がりました。Corsair傘下となった現在もElgatoブランドで販売され、配信ガジェットの定番として君臨しています。

具体的には
OBSやStreamlabsなど配信ソフトに特化しつつ、Spotify、Discord、Slack、Zoom、Notion、Home Assistantなど1,200以上のプラグインがコミュニティで提供されてる。「あの作業ボタン化したいな」と思った大抵のことはプラグインが既にあるレベルだな。
設計思想の違い|「精度の制御」vs「操作のショートカット」
上記を踏まえて、両者の機能的な違いは「連続値」を扱うか「離散的な操作」を扱うかの違いといえます。
露光量を−2.0から+2.0まで滑らかに動かす、音量を0から100まで微調整する、こうした「数値を連続的に変化させる」操作に最適化されています。マウスでスライダーをドラッグするより、ダイヤルを回す方がはるかに速く・正確に。映像のカラーグレーディングなどでは効果絶大です。

「シーン1に切り替える」「マイクをミュートする」「録画を開始する」など「ボタンを押したら起きる定型アクション」を一発で実行することに特化。複雑なキーボードショートカットも、長いコマンドラインも、URLジャンプも、すべてアイコン付きボタンに集約できます。

つまりLoupedeckは「動かす」、Stream Deckは「押す」のがメイン。これが両者の根本的な違いです。
インターフェースの構造|ハードウェアの違いを詳しく
Loupedeck Live S|タッチパネル+物理ボタン+ダイヤル
Live Sは中央に5×3のタッチスクリーン、上下に物理ボタン8個、左右にダイヤル2個を配置。タッチスクリーンには表示が動的に変わり、開いているソフトウェアによってボタン配置がガラッと変化します。

ダイヤルはアプリの主要パラメータ(露光・色温度など)に直結してるし、ここの使い勝手が特にいいわね。
Stream Deck MK.2|LCDボタン15個のシンプル構成
5×3の物理LCDボタンを15個並べたシンプルな構成。各ボタンは独立したカラー液晶で、アイコンや文字を自由に表示できます。プロファイル切り替えで実質無限のボタン数に。

シンプルゆえに直感的で、初日から使えるのがよき。
Stream Deck +|配信+編集のハイブリッド型
2022年登場のStream Deck +は、LCDボタン8+ダイヤル4+タッチストリップという構成。Stream DeckのDNAを保ちつつ、Loupedeck的な「ダイヤルでパラメータ調整」も取り入れたハイブリッドモデル。

配信もするし、ちょっと編集もする、みたいな人には刺さる機能性だわね。
価格と購入のポイントまとめ
価格は
- Loupedeck:3万円代
- Stream Deck MK.2:1万円代
- Stream Deck +:2万円代
(Amazon調べ・2026年4月時点)
と、Loupedeckの方が高めです。価格とスペックの判断基準としては、こんな感じです。
- 編集を仕事にしている人 → 投資としてLoupedeck(時短分の価値が出る)
- 配信が中心 → Stream Deck MK.2でほぼ完結
- 両方やる → Stream Deck +が中庸の選択
- とりあえず試したい → Stream Deck Mini(さらに安い15,000円台)から
シーン別・職種別おすすめ
Loupedeck一択。Lightroomで連続的に露光・色温度・コントラストを動かす作業で本領発揮。RAW現像が日常の人なら、半年で投資が回収できる速度差を感じるはずです。
Premiere ProやFinal Cutでカット編集が中心ならLoupedeck。タイムラインのスクラブ・カット・カラーグレーディングが直感的に。ライブ配信もする兼業者ならStream Deck +のハイブリッドが面白い選択肢。
Stream Deck MK.2。シーン切り替え・マイクミュート・効果音再生・コメント送信などが全てワンボタンに収まります。配信中にPC操作で集中力を奪われたくない人にとって必需品レベル。
Logic ProやAbleton、Auditionなどで音量・EQを調整するならLoupedeck。ダイヤル操作で各トラックのフェーダーを直感的に動かせます。Podcastの収録中にエフェクトをトリガーするだけならStream Deckでも十分。
業務効率化が目的ならStream Deck MK.2。Slack送信・Zoom開始・Notionタスク追加・コードのデプロイなどをボタン化すると、毎日の細かい操作が一気に楽になります。Loupedeckは編集系以外では恩恵が薄いので、Stream Deckの方が向きます。
よくある質問
A. 両方ともWindows・Mac両対応。専用アプリをインストールするだけで使えます。Linuxは公式対応はありませんが、Stream Deckはコミュニティ製のドライバが存在します。
A. もちろん使えます。USB-Cケーブル1本で接続。ノートPCの限られたスペースを補うために左手デバイスを足す使い方は理にかなっています。
A. Stream DeckはiPad向けにアプリ版「Stream Deck Mobile」を提供。本体を買わずにiPhone/iPadで体験できるので、お試しで使ってみるのに便利。Loupedeckは物理デバイスのみです。
A. 動作面では問題ないことが多いですが、個人アカウントとの紐付けに注意。Stream Deckはアカウントなしで使えるので中古でもOK。Loupedeckはアカウント登録が必要なケースがあるので、出品者に確認しましょう。
A. ハードウェア寿命は5〜7年程度が目安。両者ともファームウェア・ソフトウェアアップデートが継続的に提供されており、新しいOSへの対応も追従しています。Stream Deckは初代モデル(2017年)が今でもアプリで動くなど、サポート寿命の長さも魅力。
まとめ|原点が違う2つのデバイス、用途が決まれば迷わない
LoupedeckとStream Deckは「左手デバイス」というカテゴリで括られがちですが、生まれた目的も得意な操作も異なる別系統のデバイスです。
- 編集(写真・動画・音声)が中心 → Loupedeck Live S
- 配信・ゲーム実況・業務効率化 → Stream Deck MK.2
- 配信+編集の両方 → Stream Deck +
用途が決まれば迷うことは少なくなります。「とりあえず欲しい」で買うと宝の持ち腐れになりやすいデバイスなので、自分の作業のどこを高速化したいかをはっきりさせてから選んでください。
お読みいただきありがとうございました!






