【宇宙の写真】NASAが公開している宇宙素材が地球資産すぎる件
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「ブログやSNSのアイキャッチに、かっこいい宇宙の写真を使いたい!でも著作権は大丈夫?」
🐾 この記事を読むとわかること
❶ NASAの素材が無料で使える理由
❷ 写真・動画・音声の探し方
❸ 使うときのルールと、他の宇宙機関との違い

ブログとかSNSのバナー用に、かっこいい宇宙の写真を使いたくなったことあるの、おれだけじゃないだろ?

あら賢い使い方ねぇ。NASAが撮影・制作した写真や動画、音声のほとんどは著作権フリーよ。
でもお約束もあるから、今回はNASAが提供してる画像の使い方と、知っておきたいルールをまとめたわよ。

NASAの素材はなぜ無料で使えるのか

NASAはアメリカの政府機関です。アメリカの連邦法では、政府職員が職務として作成した著作物は原則パブリックドメイン(著作権が発生しない状態)になります。
つまりNASAの職員が撮影・制作した写真や動画は、「公共の資産」「誰のものでもない」扱いになっているわけです。

ちなみに、この規定はNASAだけでなくアメリカ連邦政府の機関全般に共通するルール。CIAが公開している資料写真や、NOAA(アメリカ海洋大気庁)の気象衛星画像なども同じ理屈でパブリックドメインになっています。

ほう、宇宙以外にも応用が利く豆知識だな。
どこで探せるのか
素材の種類によって、探す場所が変わります。
| サイト | 内容 |
|---|---|
| images.nasa.gov | 写真・イラスト・動画(NASA Image and Video Library) |
| nasa.gov/historical-sounds | 音声(「ヒューストン、問題発生」など歴史的な音声クリップ) |
| Internet Archive「NASA Audio Collection」 | NASAの音声をまとめて再アップロードしたアーカイブ |
images.nasa.govは会員登録なしで検索・ダウンロードができ、解像度も「オリジナル」「大」「中」「小」から選べます。ブログのアイキャッチ用に大きめの画像が欲しい場合も困りません。

ちなみに、このサイトの裏側には「images-api.nasa.gov」という検索APIが公開されていて、キーワード検索の結果をプログラムから直接取得することもできるのよね。まとめてダウンロードするツールを自作している人も一定数いるみたいよ。

へぇ〜〜そういうのもありなのか。海外の「公の財産」みたいな考え方けっこーすき。
使うときに気をつけたいこと
無料とはいえ、いくつか守るべきルールがあります。
ブログでの紹介や解説記事はここに含まれます
画像の近くに「Credit: NASA」と入れておきましょう
「NASAがその商品・サービスを推奨している」ように見える使い方はNGです。広告バナーに使って、あたかもNASA公認の商品であるかのように見せるような使い方は避けたほうがいいということで、ブログの記事中で紹介する分には問題ありません
写真や動画はパブリックドメインでも、NASAのインシグニア(丸いロゴ)は連邦法で商標的に保護されていて、勝手に自分のグッズやサービスのロゴとして使うことはできません


素材の中には第三者が権利を持つものもまぎれています。
契約フォトグラファーが撮った写真や、提携大学の研究者が作成した画像などがそれにあたり、ページ上に権利者名がはっきり書かれています。検索結果に©マークがついていないか、ダウンロード前にひと目確認する癖をつけておくと安心です。
こんな使い方もできそう
誕生日の宇宙写真が見られる
NASAの「What Did Hubble See on Your Birthday?」というページで生年月日を選ぶと、その日にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真が表示されます。年は選べず月日だけの仕組みなので、毎年同じ写真が出てくる形です。ブログのちょっとしたネタや、SNS投稿のフックにも使えます

APOD(Astronomy Picture of the Day)
NASAが毎日更新している「今日の一枚(APOD)」で、専用のAPIを使えば自動取得もできます。「NASAが毎日厳選した宇宙写真」という切り口自体がユニーク!

宇宙の音を動画やポッドキャストに使える
NASAの音声は写真や動画と同じ扱いで、教育・情報提供の目的なら許可なく使えます。
- YouTubeの解説動画の効果音
- ポッドキャストのオープニング
- ブログに音声プレーヤーを置く
などの使い方が考えられます。「ヒューストン、問題発生」のような歴史的な交信音声は、宇宙の話題を扱う記事や動画に臨場感を足してくれます。
使うときは、写真と同じようにクレジットを入れましょう。人の声が入った音声を商用の動画や広告に使う場合は、その人の肖像権やパブリシティ権への配慮が必要です。


NASAの音声素材の中には、ボイジャー探査機がとらえた木星や土星の周りのプラズマ波(本来は人の耳には聞こえない電磁波データ)を、音として聞こえる周波数に変換したものも含まれています。
「宇宙の音」として紹介されるものの多くは、実は録音ではなくこうした変換データだったりするのですねぇ。
「宇宙画像」のルールは一括りではない
NASAのルールに慣れてしまうと、ついつい「宇宙関連の画像は全部同じルールなのでは?」と思いがちなのですが、機関によって画像の扱いが異なるので、注意が必要です。
| 機関 | 利用条件 |
|---|---|
| NASA | クレジット表記があれば基本自由 ◎ |
| 国立天文台 | クレジット表記があれば基本自由 ◎ ※リンクは国立天文台の本体サイトのルールです。ALMA望遠鏡や4D2Uのサイトは、別の利用規約です。 |
| ESA(欧州宇宙機関) | 画像ごとに条件が異なる △ サイト掲載画像の多くは教育・報道・情報提供目的のみで、商用利用は別途ライセンスが必要。「CC BY-SA 3.0 IGO」の表記がある画像は商用利用も可だが、改変して公開する場合は同じ条件を引き継ぐ必要あり ※リンクはウェブサイト全体の利用規約ですが、画像ごとに個別の条件が付くことがあります |
| SpaceX | Flickrの公式アカウントでは、写真ごとにライセンスが異なる。 非商用限定(CC BY-NC 2.0)の写真もあるため、使う前に各写真のライセンス表記を確認 △ |
| JAXA | ブログでの掲載は申請が必要 △ (申請不要なのは報道・学術研究・学校教育・家庭内の私的利用など) |
ただし、JAXAの中でも宇宙科学研究所(ISAS)のサイトに掲載されている画像は別扱いで、「ISAS/JAXA」と出典を明記すれば届け出なしで利用・加工ができます。探査機「はやぶさ2」などの画像を使いたいときは、こちらから探すのがおすすめです。

見た目が似ている宇宙写真でも、権利元ごとにルールがバラバラなのね。考えてみたら、それはそうか〜て感じ。

「NASAは大丈夫だったし、これも大丈夫だろう」とはならないわけか。画像がどこの機関のものなのか、使う前に確認する一手間があると安心だな。
まとめ

- NASAの写真・動画・音声は、クレジット表記さえ入れれば個人のブログでもかなり自由に使える
- 誕生日の宇宙写真のような遊べるネタもあり、素材探しに困ったときの選択肢としてかなり強い!
- ロゴの扱いや他機関との違いを押さえておくと、気軽に活用できる
お読みいただきありがとうございました!
